― 永遠とは歴史の無い世界の事で、未来永劫変化が訪れない世界である。
その世界では幾ら活動してようとも、時間が止まっているのに等しい。
―
(株式会社一迅社発行 『東方求聞史紀』 第130頁 「蓬莱山 輝夜」 の「能力」項より。)
籠目、籠目
籠の中の鳥は
何時何時出会う?
「夜明けの晩」に。
生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
死に死に死に、死んで死の終わりに冥し
「罪」は、生に暗く影を落とす「罰」を生み出した。
どこに行こうと、逝くも往くも許されず、
もう、戻り橋にも戻れない。
ただただ、永遠に繰り返される自らの歴史
まるで、永遠に明けることのない夜のように…
…ああ、それでも、
明ける事の無い永夜に在っても、
今も夜明けは愛おしい。
止まった夜は、いつの日か ―
その時を進め、朝日を迎えるだろう
「死なぬ罪、死ねぬ罰」
表紙込み60頁、オフセット印刷本
(イベント価格500円、店頭価格600円(税込み630円))
妹紅中心に、まぁいつも通りなバトル漫画デス。(^^;)
うん、いつも通り。
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